新春のご挨拶

28日は清められた各保育室やホール、お茶室などに、一年間の慈光っ子の成長と無事に感謝の思いを込めながら、またみんなが平穏なお正月を過ごせますようお祈りしながら、輪飾りと鏡餅やゆずり葉のお供えをして歩きました。

そしていよいよ31日大晦日。理事長先生と共に、ご祈祷してまわります。子どものいない園舎は静寂につつまれていますが、一歩保育室に入りますと、子どもと先生がたの日々の楽しく生活している声が聞こえてくるような、温かな温度が伝わってきます。とても幸せな気持ちになるのです。

大晦日の深夜12時になると、境内の除夜の鐘をつきに、園児や卒園児、近隣のご家庭の方々が参拝に来られます。

しんしんと寒い夜中の元旦一番に、「今日は起きていられたので」「先生に会えて良かったねえ〜」と嬉しそうに話して下さるご家族の笑顔にたくさんお会いできて、幸せな新年のはじまりを迎えることができました。眠い目をこすりながら、精一杯に除夜の鐘の手綱を引く子どもたちの姿もなんて愛おしいのでしょう。深夜に響きわたる鐘の音に、ご家族の皆さまの願いが叶いますようにとお祈り申し上げました。またどうぞ来年の同じ刻に皆さまの笑顔にお会いできますように。

1日元旦の朝は、爽やかな青空のもと穏やかな冬晴れのなかで迎えることができました。皆様におかれましても健やかな年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。

本年も、職員一同研鑽に励み、子どもたちの今と未来を大切にしながら、「心のバネ」を育んで参ります。

希望を持ち進む年となりますよう、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

+5

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


お芋のツルでリース作ろう❗️

今朝年中のI先生が、「リースを作って遊ばせてあげたい!」と、お知り合い農家の方からサツマイモのツルをたくさんいただいてきてくれました

戸外遊びで、お芋のツルに興味津々の子どもたちでした。自然遊びといえば年少のM先生!噂を聞きつけ「まかせて〜」とリースの作り方やツルをジグザグに割いたネックレスの作り方を教えてくれました♪

たくさんのツルの山から、一生懸命自分なりのツルを探して葉っぱを取りリース作りに夢中になる年中さん。難しいからこそ真剣に没頭し、出来上がると、もっと作りたい!と再度繰り返し挑戦する子もいました。また、森の幼稚園から持ち帰った、千日草やトウガラシをリースに飾ったりこだわりながら楽しんでましたね

その傍で、ツルを担いで遊んだり、縄跳びにして跳んだり、思い思いに自由に自然物を利用して遊ぶ姿に、そんな遊び方もあるのだと、子どもの姿から大人である私たちが教わった1日でした♪

柔軟な発想力、逞しく感じました

img_8048.jpg

+5

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

冬の森探検隊〜年少編〜

ぴりっと冷たい冬の澄んだ空気を肌で感じながら里山の地面に足を踏み入れる年少さん!「ふかふか〜」と歩くだけでも色んな言葉が飛び交います。

年少さんは、初めての冬の森お散歩しながら冬の生き物や植物に出会い、見て、触れて、面白いな、不思議だなと感じる心、また手作りの遊具で遊びながら自然に溶け込む感覚の心地よさを友だちと共感する心が育まれた1日となりました。

そして体が喜ぶ美味しい体験も

森の管理人のおじさまが前日から焼き芋の焚き火の準備をして下さって迎えて下さいました。遠足で掘ったお芋と、おじさまが育てて下さった紫芋に群がる子どもたち!森の中でいただくお芋は格別でした。森の管理人さんに感謝でいっぱいです。

もちろん、楽しいことばかりではありません。公園のように整備されていない森では、木の根元につまずいて転んだり、クモの巣にひっかかったり、ズボンに草の実がたくさんついて驚いて泣いちゃったり、木々のざわめきが怖くて不安になったり、まだ自然体験が少ないお子さんにとっては困難な場面もありました。でもその経験は成長につながる素晴らしい一歩だと私たちは確信してます。その経験が土台になり、苦手なことが実は好きなことへと変わり、年中さんではたくましく森に自らかかわって遊べるようになるからですそして自然に親しみ、敬う気持ちが育まれます。

森が教えてくれたこと。美しさや不思議さ、そして厳しさ。

年少探検隊、自然や友だちと対話しながら、感性が豊かに育つ1日となりました

+9

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

一瞬一瞬が勝負

「ねぇねぇ、先生!」

目をかがやかせながら、話しかけてくる子どもたち?。

嬉しそうに話してくるのは、どうしても聞いて欲しいことがあるからです。

それは、何かの発見だったり、面白い事件だったり、不思議なことだったり、とっておきの内緒話だったり。

この楽しさやわくわくを話したくて、たまらない!一緒に楽しんで欲しい!

そんな気持ちがあふれているのが「ねぇねぇ聞いて!」

ときには、「わたしねー、昨日◯◯したんだよ」とか、「僕ねー、こないだ◯◯できた」など、自分のお話をたくさんしようとしてくれます。

その瞬間が勝負です!

子どもは不思議なもので、その一瞬をのがすと、もう、興味はこちらにむきません。

後から「ねぇ、さっきのお話だけどさー」と話を向けても、もう知らんぷり。

勝手と言えば勝手ですが?、それが素直な子どもの反応です。

子どもの興味は目まぐるしくうつります。

好奇心が刺激されて、キョロキョロ、わくわくしている。

それが自然の子どものすがたです。

だから、子どもがこちらに気持ちを向けて話かけてきたときはチャンス!

全力で受け止めて、こちらも気持ちを子どもに向けてあげる。

「しっかりと受け止めてもらえた!」

まずは、この幸せで愉快な経験が子どもにとって大きな意味をもちます。

誰かに受け入れてもらうことを重ねていくと、誰かに話しかけることの楽しさ、人とかかわることの幸福を、身体に染み込ませることができるのです。

人間の幸福は人と人とのかかわりの中にあります。そして、人とうまくまじわることのできるようになるための基礎は、このような子ども時代の経験によって育まれるのです。

誰とでも友達になれる子に!

これは子育てにおけるもっとも大切な目標の一つです。

そのためにも、子どもがこちらに気持ちを向けて来たときは、全力で受けとめてかかわっていくことが大切なのです。

そして周りの人たちとかかわる楽しさを覚えた子どもは、やがて他の人を受け入れることができるようになります。

自分から進んで、誰かを受けいれてあげられるようになるのです。

また、子どもは、自分をとりまく世界に興味をもち、ふれて、味わって、世界に向けて自分を開いていき、かかわりを持ちはじめる時期にあります。外の世界へ自分の力で歩きだす準備をしているのです。

そのときに、周りの大人が正面から受け止めてあげて、「世界は楽しいよ。悪い人ばかりじゃないよ。だからワクワクしながら、力いっぱい歩いて行きなさい!」

そんなメッセージを送ってあげなくてはなりません。

それが子どもを「受け止める」意味です。

ですから、子どもの話を聞いてあげて、できれば、それをさらなる好奇心が湧くように伸ばしてあげれば最高ですね。

大変で根気がいるかもしれません。

でも、大切な大切な時期です。

ご家庭と幼稚園でともに、楽しみながら、頑張って参りましょう!

+7

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

心の土台

ある教育研究者の方とお話をする機会がありました。

その方は、長年、高校の教師を勤められ、自分の学校だけではなく、広く地域の子どもたちのためにつくしてこられました。高校教諭を引退なさった後も、教育についての研究会を立ち上げて、精力的に活動されています。

その方が高校の先生を選んだ理由は「子どもたちが社会に出る前に教育ができる、最後の大切な場所が高校だから」。就職にしろ、進学にしろ、高校を卒業した子どもたちは、今までよりも厳しい世界に足を踏み出していく。その時に、自分の力で前に進むことができ、幸せに生きる力を持った子にして、送り出してあげたい。

そのような願いで教育に携わってこられました。なんて素晴らしい先生でしょう!

ほとんどの子どもは義務教育と高校という長い教育を受けますが、その最後の3年間に、そんな先生に出会えた子どもたちはとても幸運だと思います。

ただ、その先生はおっしゃいました。高校生になって変われる子どもは、じつは幼児期や小学校の時期に、しっかりと愛情をうけて人間の基礎ができあがっている子だけだと。

お話をお伺いしてわかったこと。それは、子どもの心の育ちを考えた場合、心の土台は幼少期に固まってしまうので、思春期以降に変えるのは難しい、ということです。

とすれば、幼少期からの心の育ち、心の健全な発達がとても大切になってきます。昔から「三つ子の魂百まで」と言われていますが、先人の言葉はやはり間違いではなかったんですね。

子どもたちが成長して、良識ある健全な社会人として生きていく力。誰とでも仲良くなれて、自分の力で世の中を生きていける力。心の根っこにある強さや明るさは、高校生になってから急に身につくものではないようです。でも、幼少期から家庭と学校で、本当の愛情をもって子どもの心を育めば、どの子にもしっかりと身につくことでしょう。

子どもの心の育ちは、家庭と学校で作られます。それぞれの年齢には、それぞれに応じた発達段階がありますが、その中にまた、個人の性格や発展段階があります。ですから、それぞれの子どもにあわせた心の育ちを、両親と先生が力をあわせて、うまく導いていかなくてはならないのです。

幼少期の子どもにとって一番大切なことは、「自己肯定感」です。自分の存在を無条件にすべて受け入れてくれる存在がある、ということが、大きな安心や自信につながります。また、それによって、失敗を乗り越えてチャレンジする力も得られます。

人は、自己存在の基盤がなくては生きていけませんが、その基盤は他人によって認めてもらうことによって初めて手に入れることができます。「あなたはかけがえのない大切な人だよ」という周囲からのメッセージが、人が生きていく上での自信や強さの源になるのです。

そして、愛情をうけて育った子どもは、自分もまた人を愛することができます。そこではじめて、「他者とのかかわり」がきちんとできるようになります。誰かときちんとかかわり、つながり、そこに喜びを見いだせる。これが人が幸福に生きていく上で、欠かすことのできない大切な力です。

人の幸せを自分の幸せとして喜べる心。自分のためでなく誰かのために頑張る心。その素晴らしさを知ること。これらは、そのまま仏教の菩薩の修行であり、慈悲の心です。これらの大切なことはすべて、幼少期に学ぶべきこと。そうすれば、幸せな人生を歩むための心の土台ができるのです。

本当に大切な幼児期です。保護者の方と二人三脚で、それぞれの子どもの心をしっかりと育んで参りましょう。

+10

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。