11月14日(日)昌柏寺の御会式に、お稚児さんとして参列した子どもたち。お檀家の方々やご家族にあたたかに見守られる中、お題目に合わせ町内を行脚し、法要に参列し、「ののさまに」の歌とお花をお祖師さまに捧げました。
報恩感謝の気持ちと、これからも心身ともに健康に育ちますように、とお詣りし良き日となりましたね。
千葉県佐倉市 慈光幼稚園のブログ
11月14日(日)昌柏寺の御会式に、お稚児さんとして参列した子どもたち。お檀家の方々やご家族にあたたかに見守られる中、お題目に合わせ町内を行脚し、法要に参列し、「ののさまに」の歌とお花をお祖師さまに捧げました。
報恩感謝の気持ちと、これからも心身ともに健康に育ちますように、とお詣りし良き日となりましたね。
今年度10月16日に学年毎に運動会を開催しました。感染対策のため保護者の方2名の応援とご家庭応援の方のため動画同時配信をさせていただきました。
年少さんは初めての運動会を楽しもう!
年中さんは一生懸命頑張ろう!
年長さんは、最後の運動会。クラスの仲間と力を合わせて最後まで頑張ろう!練習や話し合いを通して、諦めない気持ちや仲間との絆が育まれてきました。
当日も、みんなが主役の心温まる運動会になりました。たくさんの応援と拍手が、子どもたちや先生たちに大変励みになりました。心より感謝申し上げます。
今まで楽しみ、また仲間と思いや練習を積み重ねてきた運動会。子どもたちはとても楽しみにして、年長さんは本番を迎え運動会を終わってしまうのを寂しがっていました。いつでも前向きでやりたがりな子どもたちを、大変誇りに思います!
感染対策に協力し、応援して下さった保護者の皆様に心より感謝申し上げます。
今年の運動会も、コロナ感染拡大対策のために学年ごとに分散して開催させていただきました。
そのようなかたちにすることで、良い面も悪い面もいろいろとあるのですが、その中でひとつ良いところがありました。それは、各学年の運動会の際、必然的に子どもたちとかかわる先生が増えた、ということでした。
ぜんぶの先生が、その学年だけにつきっきり!こんなことは、普段ではなかなかありません。たくさんの先生たちと一緒に運動会に取り組む子どもたちは、とても嬉しそうでした!
園行事だけでなく、日々の保育でも、さまざまな対策や変更をしてきました。保護者のみなさまには、そのたびにご心配とご迷惑をおかけしています。それにも関わらず、いつもあたたかいご理解とご協力をいただいてますこと、感謝しかありません。
この二年ほどは、園生活のさまざまな面で安全対策と変更対応に頭を悩ませてきました。しかし、いろいろなことを見直すことにより、思いがけない良い面があったりもしました。
子どもたちも、取り巻く環境も、昔と違うところも、いろいろあります。ここであらためて、今の子どもたちの育ちにとって何がいちばん大切なのか、何が必要なのか、優先順序は間違っていないか、などなど。日々の保育を丁寧に見直すチャンスとなりました。
そして、コロナ禍で心がつらい時代だからこそ、心を大切にすることをこころがけてきました。子どもたちに寄り添い、たくさんかかわって、心をゆっくりと育てる。保育のいちばん大切な基本を、あらためてしっかりと踏まえることができたように思います。
コロナ禍は本当に未曾有の災厄で、軽々しく口にできないくらいに大変な思いをしている人々がいます。しかし、それでもあえて言ってよいならば、そんな中でも、なにか前向きになれるところを探す、という気持ちは大切ではないでしょうか。
仏教では、決して思い通りにはならない現実、理不尽で不公平がある世の中を見つめ、それらはまさに苦しみであることを、まず受け止めます。しかるのちに、それでも、人生を前向きに、力強く、生きていく道を示してくれます。
その歩みの中では、苦しみやつらさにばかり目を向けるのではなく、そこに必ずある良きものを探し、それを味わって感謝することが大切です。凡夫の悪い見方だけにとらわれるのではなく、仏さまのまなざし・ものさしで物事を見るということです。
子どもを育てるときにも、このことはとても大切です。
子どもの悪いところにばかり目をやるのではなく、その子の良いところや素敵なところをいっぱい探して、ほめてあげて、いっしょに喜ぶ。
親は「教師」になってはいけません。心配する気持ち、伸ばそうという気持ちから、ついつい足りないところばかり注意しがちですが、親の欲望にはきりがありません。注意するところは無限に見つかります。でも、見方をかえれば、良いところや素敵なところも無限に見つかります。心配も願いも、とても大切なものですが、それにとらわれることは欲望になります。うまく心のコントロールをしましょう、というのが仏教のおしえです。
いつも、やさしく、おだやかな仏さまの心を目指して。良きところ、喜び、希望。そのようなものだけを見つめるまなざしを忘れてはいけないと思った、運動会でのひとときでした。
お彼岸の時期ですね。お墓参りに行かれるかたも多いのではないでしょうか。
実はお彼岸はご先祖さま参りだけではなく、仏道修行の時期でもあります。暑さ寒さもおさまる気候の良い時期に、仏様の教えを守って頑張ってみましょう、ということです。
仏教ではいろいろな修行がありますが、お彼岸の修行では「菩薩の修行」というものが大切です。
「菩薩」は、もともと仏になるための修行をする人、という意味です。いろいろな有名な菩薩様もいらっしゃるのですが、わたしたちでも、修行をして仏に近づこうと頑張れば、菩薩の一員です。
その菩薩の修行はさまざまですが、根本的に大切なのは「自分ではなく誰かのために頑張る」ということです。
自分以外の人の幸せを喜び、自分以外の人のために頑張れる心が、菩薩の心。
大人になって、今の日本のような競争社会にいると、なかなか「人のために」ということはできませんよね。
でも、子どもたちを見ていると、人間にはやっぱり「菩薩の心」がしっかりとあるということがわかるのです。
園庭には、四季折々の花や木の実、きれいな石が落ちています。子どもたちは、よく楽しそうに宝探しをしています。
そして園庭にいる先生に、ゲットした宝物を見せにきてくれます。
「見て見て~。いいでしょ⁈」「ほんとだ!いいね~、よく見つけたね!」
そんなやりとりの後は、ほめられことが嬉しくて、子どもたちはますます宝探しに熱が入ります。
でも、年長さんくらいになると、違う反応が起きます。先生が「いいなー、すごいなー」と言うと、必ずこう言ってくれるのです「ひとつあげようか⁈」。ひとつしかないときは「じゃあ先生のも探してきてあげる!」、場合によってはたったひとつしかなくても、それをくれるのです。
つまり、自分のために宝物を探し、自分で手に入れるのも楽しいけど、先生や友達にプレゼントして、「ありがとう」って言われたり喜ぶ顔を見るほうがもっと楽しくて幸せだ、ということに気づくのです。
プレゼントされたエプロンのポケットいっぱいの木の実や石。どんどん職員室の机の引き出しにたまっていき、見るたびに、とてもあたたかい気持ちにしてくれます。
自分のためでなく、誰かのために頑張れる。誰かに喜んでもらえることに幸せを感じることができる。
人には、そんな素敵な心がある。菩薩の慈しみの心がそなわっているということを、子どもたちは教えてくれるのです。
日々の暮らしの中で、心がつらくなったり、重くなったり。大人になると、なかなか心が晴れる日ばかりではありません。でも、私たちの中にある素敵な菩薩の心が顔を出すように、心の修行を致しましょう、というのがお彼岸の修行です。子どものように素直で素敵な心に、少しでも近づけますように。そんなことを思ったお彼岸でした。
日々の運動会練習では、年長さんや年中さんの頑張る姿に、年少さんやいちご組さん、慈光ホームの子どもたちが応援し、憧れを抱いて、「大きくなりたい!やってみたい!」の思いが育ちます。
今日は、年中さんでは運動会競技の「かけっこ」の練習を始めました!走ることが大好きな子どもたち!2歳のぶどう組さんも一生懸命応援!見てもらえてますます張り切る年中さん!転んでも起き上がりゴール目指して頑張る姿に成長を感じます。
現在22歳の娘、19歳の息子、そして5歳の孫が昨年、園と縁を紡ぎ感謝しております。息子が年長時に役員を授かり、貴重な体験をさせて頂きました。その時、一緒に奔走した役員仲間とは、15年近い月日を経ても交流しています。一生の宝です。
のの様が、授けし子等が、紡ぐ縁(園)
慈光導く 出逢いに感謝クローバー🍀